三日目
03/05
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相変わらず2時から6時の睡眠時間。最後の一日は、トヨタレンタカーに乗り換え、長崎原爆博物館と軍艦島に観光する予定。
キャンピングカーボヤージュさん、お世話になった。
長崎原爆博物館は、戦争の物語と原爆をめぐる話を語った。原爆の瞬間、熱風は原子力より大きな被害を及ぼした。それから何十年間、原子力汚染は消えずに、人々の体に悪影響を与え続けた。
なんでもいいから、戦争はやめてもらおうか。
軍艦島を辿り着くため、船を乗らなければいけない。冬の海風は半端ない。
軍艦島は本島から6キロ離れて、昔炭鉱を採掘するための施設であり、すっかり小さい都市の模様だった。住民が島を出てから50年近く、建物がどんどん壊れてゆき、今は廃墟になりかけている。
廃墟と言えば、大好きなゲームのニーアオートマタでしょう。人類滅亡後のシチュエーションを現実で見られると思えばぞっとした。
船で寒い風にやられて多少いらいらしたけど、廃墟にカラス、という場面を見て一気に復活した!
長崎ちゃんぽんの発祥地、四海楼で食事をすました。暖かさに癒された。
旅の最後、新・世界三大夜景と言われる長崎の夜景を見に行った。展望台から眺めると、川の上流の山奥から、都市、お寺、港、海が全部目に収まる。素晴らしい。
日が暮れて、我々は長崎空港に向かえ、卒業旅行の終止符を打った。
運転してなかったけど、元気溢れた日本人たちにあっちこっち連れて大変疲れたが、たくさんの初体験を経験して、とても貴重で刺激的な旅だった。
大学卒業は中高校卒業と異なり、一息入れる余裕が殆どない。この先大人の世界は茨の道だろうと思うが、頑張ってください。